故郷でお正月(親孝行) [ニュース]
故郷に帰省して、お正月を過ごしてきました。
故郷の家は木造で寒く、今年も年代物のストーブも暖かく迎えてくれました。
このストーブは日本船燈というメーカーのストーブで、電気を消しても本が読める位明るく、
暖かい優れものです。私が小学生の頃からありますから、もう40年以上は活躍しています。
でも、昨年もう一台の同型ストーブのガラスホヤが割れてメーカーに問い合わせたところ、
もう部品はありませんとあっさり言われてしまいました。
父親はがっかりしていましたが、当たり前の話ですよね。
両親は帰省のたびに年老いていきます。
父親は耳が遠くなり、大きな声で話さないと聞こえないようです。
母親は腰痛に悩まされ、家事も大変なようです。
でも、我が家族5人が帰省すると、無理に元気を出して色々と世話を
焼いてくれます。
帰り際には「楽しかった。2人でいると笑うことも少ねぇが、気が晴れた。
また帰ってこられぇよ。(岡山弁)」といってくれます。
父親似の古備前の「達磨」(父親は拘って備前焼のことを伊部焼と言います)も
見送ってくれました。
何か嬉しいような悲しいような妙な気持ちになりました。
でもこれも親孝行かと考えております。
「親孝行したい時に、親は無し。」とならぬよう心掛けたいと思った次第です。
2008-01-03 21:19
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